2月3日 節分祭
自分自身の内にこもる邪鬼を追い払う大切な日
節分祭次第
午前の部
※社会福祉法人ときわ会さんによる大相撲力士(追手風部屋)三名による豆まき神事。
※参加、観覧自由
午後の部
※参加費…大人1,000円、子供500円
※大人にはさかえ寿司特製恵方巻、子供にはお菓子袋のお土産つき。※未就学児無料です。
16:30〜20:00 豆まき神事、恵方巻作り・黙食等
※拝殿から鬼!(宮司)登場。参道を走り抜ける鬼に豆まき。
※都合により内容は若干変更することがあります。
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048-527-0885
鬼は外、福は内!
邪気を追い払うために、古くから豆撒きの行事が執り行われています。
文献に現れる最も古い記録は、室町時代の応永32年(1425年)正月8日(節分)を記した2文書。宮中の『看聞日記』には「抑鬼大豆打事、近年重有朝臣無何打之」とあり、室町幕府の記録『花営三代記』には「天晴。節分大豆打役。昭心カチグリ打。アキノ方申ト酉ノアイ也。アキノ方ヨリウチテアキノ方ニテ止」とあることから、この頃既に都の公家や武家で豆まきが習わしになっていたことがわかります。
その20年後に編纂された辞典『壒嚢鈔』(1445年または1446年成立)巻一の八十三「節分夜打大豆事」には、宇多天皇の時代(867年-931年)、鞍馬山の僧正が谷と美曽路池(深泥池)の端にある石穴から鬼が出て来て都を荒らすのを祈祷し、鬼の穴を封じて三石三升の炒り豆(大豆)で鬼の目を打ちつぶし、災厄を逃れたとする由来伝説が記されています。
豆は、「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰、または語呂合わせで「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うという意味合いがあります。
豆を撒き、撒かれた豆を自分の年齢(数え年)の数だけ食べる風習もあります。また、自分の年の数の1つ多く食べると、体が丈夫になり、風邪をひかないという習わしがあるところもあります。
初期においては豆は後方に撒くこともあったといいます。
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